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埼玉県は大宮を拠点に活動するBeatMaker/Painter‘EMDEE1’が手がけるFANZINE「Image×Image」シリーズ第一弾『Fa/cE/b:OooOkv』！第一弾のテーマは「顔」。共有された本テーマを、それぞれの感覚でインプットし、それぞれの表現でアウトプットする。異種表現混合の末に生まれる「Image×Image」の形は、慈愛×悲哀かもしれない、無常×慕情かもしれない。双方の表現が実際に紙面上で出会うまでその様相は誰にもわからない。EMDEE1が今回イメージを交わすアーティストは、新宿SSWS司会者でありUndergroundHIPHOPの異端児、埼玉県西川口から全国各地で怪気炎を上げる、ZIGOKU RECORD CEO‘マサキオンザマイク’。多数の持ち曲がありながらLiveでは即興に徹するラッパーが「顔」をテーマにじっくりとペンを握る。彼の紙媒体へ落とし込む表現の形にも注目してほしい。「Image×Image」は息を合わせたセッションの類ではないし、化学反応を見るものでもない。詩にとっての挿絵にはなり得ないし、絵にとっての解説にはなり得ない。双方のアーティストが異なったベクトルへブレーキをかけずに思うまま表現し、ひとつの紙面で不協和を体現するStyle Wars。徹頭徹尾、意識し合わない表現への矜持をとくとご覧あれ。


EMDEE1（えむでぃーわん）PROFILE :
埼玉県大宮（現さいたま市）出身 soundscape drawer・painter・【Re:ZINE】director
徹底的に細分化されたサンプリング素材、単音ドラムを幾重にも構築させて生み出すグルーヴと叙情的な間（ま）をエッセンスに、エモーショナルなサウンドスケープを描く埼玉のBeat作家。強烈な美意識を基に紡がれる拘り抜いた楽曲の世界観は、「Painter」EMDEE1としての作風にも表れており、繊細な作業の積み重ねを経て生まれるアートワークは、飛散するインク一雫の撥ねにまで神経一つが込められている。
2011年、埼玉県大宮のコミュニティCD store 《more records》との出会いから巡り、"k-over"（術ノ穴・bugfics）によってその存在を路傍から拾われることになる。同年、k-over主宰、埼玉における表現文化全般の底上げを推し進める、埼玉活性化プロジェクト【Re:birth】に共感し参画。姉妹企画として自らが提唱し総合監修を行うアートプロジェクト【Re:ZINE】2012年展開開始。埼玉県内外のアート作家に積極的な働きかけを行い、アートに特化した埼玉のフリーペーパーとして、口コミから好評を得る。ライブペインティング、CDジャケット制作などアートサイドにおいても精力的に活動中。2011年５曲入りEP「境海線」を完全自主制作、販売。埼玉を代表するトラックメイカーデュオ"Fragment"主宰の音楽レーベル【術ノ穴】のV.A『HELLO!!! vol.4』に参加。Music Downloadサイト《ototoy》にて、京都、名古屋と続くローカル・コンピレーション・シリーズ第3弾、埼玉特集のFree Downloadコンピレーション『SAITAMA LOCAL MUSIC RECONSTRUCTION』に参加。kussy（Fragment）を含む埼玉のキーパーソンから、埼玉音楽シーンの未来を担う27組の一人として選出される。現在、1st Album「流箋形」を制作中。

マサキオンザマイク PROFILE :
埼玉は西川口を拠点とする、アンダーグラウンドヒップホップの異端児。長時間の即興を選択するライヴは、関東圏内を中心にクラブ、ライヴハウスから確固たる支持を得る。Disk union「SAVE THE VINYL」プロジェクトに賛同、１２inchを二枚、７inchを数枚国産プレスでリリース。中古レコード店舗からの信頼も確実にする。多数の別名義、少数ロットでのCDリリースは高値で売買されるなど、コアなリスナーが多数。活動から１０年を経過、数々のオファーを受けるも未だに「正式な１stアルバム」はリリースしていない。その「マサキオンザマイク名義」初のフルアルバムは、激しい争奪戦が予想されている状況だ。
過去にMX TVやファッション雑誌のインタビュー、日比谷公会堂では和楽器媒体に進出。難解を即興で切り抜け見事に特別賞を受賞する。先日はTBSラジオにいきなり登場する等、常に話題を集める。ジャンルを破壊し、再生する大衆に媚びないその姿勢は、まさにオリジナルなヒップホップである。新宿MARZにて行われているSSWSの司会を担当。今回は八つの詩を披露。海外フットボールマニアとしてもお馴染みである。

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