1974年頃、故阿部薫、小杉武久、土方巽舞踏団への楽曲提供/演奏を通して、現在も世界のアバンギャルド/舞踏界で名前を残す表現者達と活動を共にする。その後、今から30年前に日本の打楽器奏者として単身インドネシアへ。長期間の滞在、バリ文化/ガムランを学び帰国。日本に大々的にバリ/ガムランの文化を伝え、日本での大きな第一次バリブームの火付け役となる。その後日本の打楽器をルーツに、世界のあらゆる打楽器を使った独自の表現活動は、山海塾,ビルラズウェル,坂本龍一との楽曲提供/アルバム制作を通して世界に発表。YAS-KAZの名を世界に知らしめる事になる。がしかしその後突然、日本の音楽業界より姿を見せなくる....。 2006年遂にPOPGROUP Recordingsから発売される10年ぶりの新作第一弾は、ビートメイキングの鬼才GOTH-TRADに『ビートの宝庫だ。』と言わしめた傑作『兎に角 tonikaku』。目を軽くつぶってYAS-KAZワールドを堪能して下さい。
01 バブルクンドあるいは黄漠奇聞 稲垣足穂に捧ぐ
02 弓と竪琴 オクタヴィオ・パスに捧ぐ
03 VERA ヴェリエ・ド・リダランに捧ぐ
04 裸の王様 坂道にて転ぶの巻(東洋編)
05 雪の鞘から氷の剣 土方巽に捧ぐ
06 組曲:うさぎとかめに関する驚くべき真相 ロード・ダンセイニに捧ぐ
07 WADJI 2nd Theme(Live in Moscow 2003)
2006年発売
税抜き定価 2,857円
販売価格 | 3,143円(税286円) |
---|---|
型番 | CD_YA036 |