「不可思議/wonderboyには新曲は存在しない。だけど忘れたくは無いんだ。」急逝からおよそ4年。孤高のポエトリー・アーティスト「不可思議/wonderboy」アルバムに収められる事がなく聴く事が困難だった音源をいつでも誰にでも気軽に聴けるように...そう。当時、アルバムの特典CD-Rとして収録された楽曲や、物販や限定販売等でしか手に入らなかった音源が、いつでも、誰にでも聞いて頂ける様にと「ラブリーラビリンス」の発売日と同じ日にCD化が決定。本編には無かった魅力や、漫談のようなビートの無い語りべとしての彼の表現の広さは未だ色褪せない。名曲「この海の向こうに」も収録。
TRACK LIST :
1. 所信表明演説
2. talk about spoken words
3. 暗闇が欲しい
4. この海の向こうに
5. 続・素顔同盟
6. 人殺しのカクテル (EeMu Remix)
7. 銀河鉄道の夜 (Paranel Remix)
8. 偽物の町 (STUDIO SESSION)
PROFILE :
大学在学中にラップを始める。2007年に初めてSSWS(新宿スポークンワーズスラム)にエントリーし、そこで見たポエトリーリーディングという表現方法に衝撃を受ける。その後は活動場所をクラブからポエトリーイベントに移し、数々の詩人やスポークンワーズパフォーマーと共演し、ポエトリーラップのスタイルを確立する。2008年SSWSチャンピオントーナメント優勝。2009年グランドチャンピオントーナメントBEST4。2010年にはYSWS(横浜スポークンワーズスラム)グランドチャンピオントーナメント優勝。代々木公園で開催された野外朗読サイファーでは予選を勝ち抜き、国民的詩人・谷川俊太郎と降神とのサイファーを経験する。2011年には「俊読~shundoku7~」に出演し、再び谷川俊太郎と共演。そこで谷川俊太郎の詩をラップにした楽曲「生きる」を披露し、のちに谷川俊太郎氏本人から直接音源化の許諾を得る。2011年3月14日自主制作シングル「生きる」を50枚限定でLHW?Storeで販売。一晩で完売する。 2011年5月4日1st Album「ラブリー・ラビリンス」を全国発売。同年6月23日、不慮の事故により急逝。2012年7月7日にはセカンドアルバム「さよなら、」を追悼の意を込め発表。死後なお彼の作品は多くの音楽ファンに愛され続けている。
■ 2014年5月4日発売
販売価格 | 1,320円(税120円) |
---|---|
型番 | CD_FU032 |