2011年、東京のアンダーグラウンドに突如現れた、DJでBeatmakerのtee-rugとMCのGivenの二人組、LowPass。それぞれがこれまでに体験した様々な音楽をバックグラウンドに、それらを彼らなりのサウンドに落とし込んだ全曲セルフ・プロデュースの1stアルバム「Where are you going?」。Givenが「集まっても踊れなきゃゾンビ」とスピットするように、tee-rugのダンサブルなトラックの上で踊るGivenの独特な空気感を帯びたライムがグルーヴを倍増させる。軽快なトラックの上で楽しげに歌われる「終わり近い世界からの逃避行」(Say Hello In Tokyo)というラインは、2011年の東京に生きる彼らなりのポジティヴィティーとネガティヴィティーのクロスオーヴァーの象徴だ。客演には、長年のキャリアで培われた硬質でタイトなラップに定評があるDEJIや、2011年ソロ活動やグループのアルバムで多方面から高評価を得て一躍話題を独占したSIMI LABからQNとOMSBeats、また2010 B-BOY PARK U-20 MC BATTLEでベスト4の実績を残したLightとその盟友Slepttをフィーチャー。今後国内に留まらず活動の場を広げていくであろう彼らの第一歩がここにある。
TRACK LIST :
1. Intro
2. Sometime
3. New Way
4. Bounce
5. Smell (feat. QN, OMSBeats)
6. Ruff
7. Home Cookin (feat. Light And Sleptt)
8. To The Stage (feat. DEJI)
9. Say Hello In Tokyo
10. Shoot The Moon
11. Ain't Nobody
12. Peff (outro)
13. See (Me And You)
PROFILE :
Soul、Jazz、Funk、Rockなどをルーツにしながらもまさに温故知新ともいえるサウンドをクリエイトするDJ, Beatmakerのteerug。独自のフィルターを通してサンプリングされたビートは、温かみの中にも、その奥底で鋭く研ぎ澄まされたグルーヴ達がうごめいている。1MCのGivenいわく「もしこのビートを聞いてあなたの頭そして腰が静止した状態なら、悪いことは言わないのですぐにお医者さんに診てもらった方がいいでしょう」とのこと。その1MCのGivenは、なんとも形容しがたい浮遊感をまといteerugのビートの上を好き勝手に放浪する。2010年、都内を中心に活動をスタートし、同年ストリートで無料配布した『The Direction E.P.』が話題を呼び、さまざまなライヴ活動でもその場の観客をロックしてきた。2011年、アンダーグラウンド・シーンでジワジワとその名を広めつつあるこの二人がついにひとつのプロダクションを完成させた。
販売価格 | 1,885円(税171円) |
---|---|
型番 | CD_LO041 |