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札幌ヒップホップ創成期より活動する二人が贈る、ビート・ベース・ライムのみで構築したシンプルかつ理想系のヒップホップアルバム。9年の活動を収めた1stにしてベストアルバムが遂に完成！シンプルだが最も理想的なヒップホップだけにこだわり続けた札幌の２人組による、９年という長い軌跡の、奇跡の作品集がいよいよ解禁。いまや「B-BOYの第2の故郷」と称される、札幌にて1999年より活動を共にする、READER（MC）とSUE（トラックメイカー）の1stアルバム。「究極のヒップホップ」を求めて辿り着いた、「ビート＋ライム＝ヒップホップ」という理論を100%詰めこんだ全曲シングルカットクオリティの楽曲と、録音からマスタリングのすべてにおいて「2人でしか完成し得ない音」にこだわり抜いた2008年最後にして最高傑作が、イルダンスミュージックより遂にリリース！！

　ヒップホップのみならず、ダブやテクノなど音楽全般を吸収・消化し、「自分たちの音＝ヒップホップ」に昇華したヒップホップアルバム。乾いたウッドベースとライムのみで始まるこのアルバムは、巷にあふれるNY被れのシンセサウンドや、90年代中期ミドルスクール回帰のサンプリングサウンドではなく、あくまで自分達の音を追及するため、ダブ界の重鎮「ホレス・アンディ」札幌公演時にバックバンドでベーシストを務めた、高橋 裕によるベースを主な素材として作られた。レコーディングエンジニアは、「不失者」「LSD-MARCH」での活動で有名な高橋 幾郎がドラムとして在籍している「GreenAppleQuickStep」のギタリスト「Marr」が担当。現代音楽からストレートなロックまで、様々なジャンル・音を聞き分ける耳を持ったエンジニアとしても活躍している。オーソドックスなヒップホップファンだけでなく、全ての音楽ファンが感じることのできる、2人のエモーショナルな試みと、シンプルだが最も理想的なヒップホップにこだわり続けた２人による、９年という長い軌跡の、奇跡の作品集がいよいよ解禁。



TRACK LIST :
1. STRAIGHT UP SMOKE (2005)
2. MICROPHONE MASTER (2005)
3. BUCK BAG (2005)
4. HELTER SKELTER (2007)
5. RADIO FREESTYLE (2005)
6. 前略(2005)
7. OVERFLOW DRAIN (2002)
8. 人の上に人を創らず (2005)
9. ORIGIN (2005)
10. 世界は粘土 (2005)
11. IT WAS GOOD DAY (2008)
12. LET’S GO BACK (2008)
13. INTERNATIONAL BREAKDOWN (2002)



[READER]
1995年、地元の仲間とともに活動を開始。1996年より「Northcoast Society」として活動。そのメンバーには現在マイクジャックプロダクションで音速ノイズを担当するHALT.もいた。1999年、SUEと出会い二人での活動を開始。カセット作品リリースなどを経て、2000年「Return-EP」を完成。そのオリジナルなサウンドと表現方法で、地元札幌だけでなく海外でも話題となる。 ※Return-EPのリリースは事情により中止となってしまった。2004年より、「ダブ」をコンセプトにしたバンド「八月」に参加。同年1stアルバム「八月」をリリース。2005年より、八月のベーシスト「高橋　祐」とSUEと共に、即興セッションプロジェクトを開始。この時期の作品は、アルバムにも収録されている。

[SUE]
1996年、札幌のダンスチームに楽曲を提供するところから楽曲制作活動を開始。1999年よりREADERと活動を開始。HIPHOPという枠を超えた創作活動を展開し話題となる。ダブをコンセプトにしたバンド「八月」に参加。アルバム「八月」をリリース。2005年より、八月のベーシスト「高橋　祐」とSUEと共に、即興セッションのプロジェクトを開始。同時にDJ Keiとともに、ジャンルとしてではなく「表現としてのダブ」をテーマとしたイベント「Rebel Musical」をスタート。この頃よりラップトップを使用したライブDJスタイルを開始。その場で作曲し音響空間を作り上げるプレイスタイルを確立。今回のアルバムでは楽曲制作・レコーディング・マスタリングの作業を担当。現在は、音楽にとらわれずインタラクティブな表現方法を用いたライブおよび作品を制作中。

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