キュートなルックスと歌声とはうらはらに、大いなる野望と決して屈しない魂を持つアーティスト、リクルマイ。彼女のメッセージは、現代の様々な困難の中で力強く生きようとする人々へ、勇気と元気をあたえるだろう。そして真に自立した女性アーティストのパイオニアとして飛躍していくに違いない。1stソロ・アルバム『Roots Candy』から１年半、待望のセカンドアルバム『ＭＷ』が遂に完成! 自らが立ち上げたレーベル からの記念すべき第一号となるこの作品は、‘勇気あるインディペンデント・ウーマン’リクルマイをまさに体現する痛快なアルバムである。前作同様、作詞作曲（内1曲はカヴァー）からプロデュースまで制作過程の全てを手がけている。

　今作ではリクルマイが最も影響を受けた音楽である「レゲエ」に回帰し、自由にのびのびと表現している。「レゲエとは、いかなるものも受け入れて、かつ何者にも囚われることのない真に自由な音楽である」というリクルマイの信念のもと、ロックステディからダンスホール、アコースティックから未来志向のものまで、レゲエの持つ懐深さを駆使し、一枚のアルバムにまとめ上げた。これまでリクルマイは多くの英語詞による名曲を作り歌ってきたが、今回長年あたためてきた曲を含め、ほとんどの楽曲が日本語詞となっている。そのため一段とリクルマイとリスナーの距離が接近。今まで変わることなく発信し続けてきたポジティブで温かいメッセージや、反逆精神みなぎる力強いメッセージの数々がより多くの人々の心に浸透することは間違いない。既にライブで定番になっている人気曲が半数以上を占め、ファンにとっては待ちわびていたアルバムである。

　前作『Roots Candy』発表後のリリース・ツアーやフジロック・フェス、ライジングサン・ロック・フェス等の様々なフェスティバルで、レゲエシーン内外の数多くのクラウドを魅了したリクルマイバンドの面々をはじめ、日本レゲエ界を代表するアーティスト、トラックメイカー達が前作以上に関わったことで、よりライブ感あふれる迫力がストレートに伝わるサウンドになっている。世界各地で絶大なる評価を受けたバンド、ドライ・アンド・ヘビーから脱退しソロ・アーティストとして独立、そしてレーベルの設立。「操り人形になるくらいなら、自由な人間として墓に入るわ！」というカヴァー曲ジミー・クリフの“The Harder They Come”の一節が、現在のリクルマイの心境を表している。



TRACK LIST:
1. My Woman
2. Let's Move On
3.Home Sweet Home
4. たそがれ
5. 小さなほのお
6. Be Careful
7. Likkle Struggle
8. Shine On Me
9. The Harder They Come

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