神門 - 三日月 [CD] DA.ME.RECORDS (2007)

1,047円(税95円)

商品の説明

 全編がラブ・ソング。それはそのまま人生の歌だ。。。誰もが言えなかった。。。言いたくなかった。。。不安、期待、嫉妬、ネガティブな部分全てをさらけ出し、心の底に宿る"痛い"部分を鷲掴みされる純文学。使い古されたヒップホップ・ワードから解放されたリリシスト遂に登場!

 ヒップホップとして新しすぎる表現は。。。日本人にとっての当たり前すぎる核心をついた。日本語を。ビートに乗せる。それだけのコトが、これだけ困難を極めた。それが日本のヒップホップのひとつの歴史だ。だが。ここで神門が使う言葉は。紛れもなく。一言一句逃さず耳に入ってきて、頭の中心にしっかりと迷わず届く言葉だ。日本語ラップ。その本来の意味にやっとたどり着いたのかもしれない。全曲がラブ・ソング。実体験に基づき、恋愛に関する想像、妄想、悩み、諦め、希望、絶望。全てが赤裸々に語られる。切なさ、刹那的な盛り上がりと、途切れた後の長い落ち込み。繰り返しの日常をパッと彩り、グサっと傷つけるさまざまな恋愛体験。あまりにも強烈ながら、誰でも経験したコトのある想いの数々。いままで日本語ラップでは語られてこなかった想いの数々。孤独な想いの数々。二人居ないと成り立たないのが恋愛。それでもここで語られる言葉は一人によるものだ。欠けた月、三日月。それはハートの形が欠けたものでもある。文学的。純文学的。私小説的。だが、これは紛れもなくラップであり、言葉がリズムと相まって感情を色付けていく。日本語ラップ。その新たなる高みは、日本の文学界がかつて目指した頂上にビートで橋を架けた末にたどり着いた場所だ。聴いて。感じて。考えて。三日月。



TRACK LIST:
1 初めに
2 裸部ソング
3 間奏〜銷沈と執着〜 最初で最後
4 重い出
5 言葉?U
6 やくそく
7 間奏〜戸惑いと歓喜〜
8 ラブソング
9 秘密
10 半ばに
11 とある雑草の恋物語
12 浜辺の星
13 とある男女の恋物語
14 間奏〜苦悩と辛抱〜
15 時雨
16 矛盾
17 沈黙
18 夜風
19 約束
20 辛≒幸(成長?U)
21 家族
22 終わりに



PROFILE:
 1986年生まれ。神戸在住の1MC。2005年の6月より活動を開始する。その時期から様々なイベントに出演して、スキルを磨いていく。同じ年に、大阪のItoIで行われたライブバトルで、三ヶ月連続優勝という偉業を成し遂げ、地元にその名を広める。活動の幅を広げようと言葉の格闘技、スポークンワーズスラム(京都)にも出場する。出場した3回とも決勝トーナメントまで駒を進めるが、決勝トーナメントでは全て一回戦敗退、悔しさを刻む。しかし、その成果が実を結び、今年(2007年)の10月には、日本の有名な詩人、谷川俊太郎とのイベントでの共演が決定した。早い段階から作品を発表する、自身の表現を確立することに意識的だった。2006年7月には自主で「四拾」というミニアルバムをリリースし、プレスした分を全て売り切り、同じ年の10月には「黄昏」というコンセプトシングルをリリース、順調に売り上げている。この時点で詩世界、ラップのスキルともに独特のムードで他の若手MCとは一線を画す存在感を見せていた。自身の活動と平行して、様々なコンピレーションアルバムに参加。大阪のアブストラクト、エレクトロニカ、ブレイクビーツのコンピレーションアルバム「酔生夢死」に「マッチ売りの少女」という楽曲で参加。ダメレコの「月刊ラップvol.3」に「ノルマ地獄2」という楽曲で参加し、若いパフォーマーの苦悩を歌った素晴しいライムで全国区での知名度を獲得する。また今年(2007年)の10月発売予定の関西のトラックメイカー、生中とDJ YUIのアルバムにも参加。そして・・・活動開始から二年が経った今、待望のフルアルバムを完成させた。全編がラブ・ソング。それはそのまま人生の歌だ。


その他の詳細情報

販売価格 1,047円(税95円)
型番 CD_GO011
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