和製ラヴァーズ・ロック・レゲエ、2010年代のクラシックが内田直之による新たなダブ・ヴァージョンを伴って、待望の再7インチ化決定!!!!
asuka ando、2015年4月リリースのファースト・フル・アルバム『mellowmoood』──その「メロウ過ぎるにもほどがある」スウィートなレゲエ・サウンドで、2010年代のジャパニーズ・ラヴァーズ・ロック・レゲエの、その金字塔とも言うべき作品となった。流麗なイントロを経て、アルバム冒頭を飾る「ゆめで逢いましょう 〜see you in my dreams〜」。本作も含めて、彼女のほぼ全ての作品でアレンジを務めるギタリスト、松本"ARI"龍一と、ドラムに大石幸司(LITTLE TEMPO)、ベースに糠信晋吾(Mighty Caskets)、さらにはエマーソン北村をキーボードに迎えた、そのエレガントなサウンドは、冒頭にして、そのアルバム全体を印象づけるような、まさにリード・トラックらしいリード・トラックの役目を務めた楽曲だ。そしてこの曲はアルバムに先立つこと2015年2月に先行7インチとしてリリースされ、瞬く間に店頭から姿を消したわけだが、このたびこの7インチが待望の、装いも新たな形での再プレスが決定した。今回の目玉のひとつはやはりB面に収録されたダブ・ヴァージョン「COSMIC LOVERS DUB」だろう。LITTLE TEMPOやFLYING RHYTHMS、過去にDRY&HEAVYなどにエンジニアながら、そのサウンドを担う「メンバー」として在籍したダブ・マスター、内田直之が手がけている。国内でのレゲエ・ファンであれば誰しもが知るダブの名匠であり、また最近では2020年にGEZAN『狂(KLUE)』のミキシングを手がけ話題になったことも記憶に新しいが、DRY&HEAVYやLITTLE TEMPOの楽曲を通して、彼が作り出すダブ・サウンドに強い影響を受け続けてきたasuka andoが、長年温め続けてきたオファーがついに結実したヴァージョンでもある。今回のダブ・ヴァージョンではスウィートな原曲から、エマーソン北村によるキーボードをはじめ、各楽器のキャラクターを生かしながら、さらにスペーシーでサイケデリックなダブ・ミックスを展開、匠の技を繰り広げている。ジャケットはリキッドライトを使ったAtsushi Harataによるアートワークを使用{レイアウトは1stのデザインも手がけたCOM(今夜がダンカン)}。また、7インチ単体の他に、asuka andoとパジャマブランド「NOWHAW」との、「ゆめで逢いましょう」なコラボで、"銀河夢チェックパジャマ"も7インチとのセットで同時リリースされる模様だ。新たなアルバムをリリースするasuka andoの、その原点とも言える楽曲の新たな門出になる7インチとなるだろう。 - TEXT BY 河村祐介
TRACK LIST :
SIDE A : ゆめで逢いましょう -see you in my dreams-
SIDE B : ゆめで逢いましょう -see you in my dreams- COSMIC LOVERS DUB (Dub Mixed by 内田直之)
■ 2021年4月28日発売
販売価格 | 1,760円(税160円) |
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型番 | VN_AS006 |