国内のBeatシーンをはじめ海外でも注目を集め初めているBeatmake ユニット C3 Labの全面的な協力のもとリリースされる今作品は、プロデューサー陣にはC3 Labのaqui dela,Junnagaosaはじめ、2016年フジロック出場やGilles Peteresonの去年から今年にかけてのフックアップで話題になったフランスはパリのエレクトロソウルデュオ「Kodäma」から「T-time Hugenel」が表題曲のBeatを手がけている。近年のAmbient/Erectoricの広まりへの呼応を感じさせるトラック群。そしてそこに溶け込み絡みつく、東京の情報過多な渦の中を舞台に描かれる独白的なRap/Vocalは狂気を帯びながらもどこか静かに達観していて、その精神性はJazzに始まりAcid FolkやNoise/Ambientの影響をはじめさらには幼少期から沖縄古典音楽を聴く環境にあったと公言する演無 a.k.a EMB自身のリアリティの表出と言える。いわゆるRapにカテゴライズされる表現方法で沖縄から東京へと活動を広げながらも、常にHiphopというよりもJazz/Erectronicaのアーティストたちとのシーンで表現を模索し続けてきたが故の今作品はある種異端であるが、その実験精神にHiphopの初期衝動を見ることができるのではないだろうか。
TRACK LIST :
1. Noizy Eyes
2. Samsara feat.yamato o-ta may
3. 一風落ち着いて、道の途中で
4.skit 〜月の夜の暗闇は空腹に似ている〜
5.呼吸
6.The Beat in Blood
7.Noizy Eyes 〜Invisible Session Ver〜 feat.竹内勇希(pf)
プロフィール :
演無 a.k.a EMB
Rapper/DJ/Vocalist/ Work in Tokyo Japan and comes from Okinawa where is south island of Japan. 1989年生まれ。沖縄出身。 Jazz/Blues好きの祖父と古典三線弾きの祖母をもつ。10代は絵を描いて過ごす。20歳よりRapをはじめ沖縄の若手Jazz MusicianとJazz Hiphop Band「Impressions」を立ち上げ活動する。その後も沖縄〜東京でクロスオーバーなJazz BandやFunk Band、時にはノイズやアンビエントミュージックに溶け込みながら1MCとしての個性を模索し続けてきた。Hiphopをルーツに持ちながらジャンルにとらわれず表現と実験精神に向き合う姿勢は都内でもJazzbrothersのDJ YAMA氏の運営していた今はなき渋谷Hot Buttered Clubを中心に始まり、あらゆる場所のセンスの共鳴するシーンの中で確実に活動の領域を広げている。 さらに2017年、ルーツをさらに深めるべく地元沖縄の仲間とTalking Fruits Recordsを創立。第一弾リリースとして「The Beat in Blood」をカセットテープで2018年1月にリリース。同作品は国内のBeatシーンはじめ海外でも注目を集めているBeatmake ユニット C3 Labの全面的な協力のもとリリースされる。プロデューサー陣にはもちろんC3 Labのaqui dela,Junnagaosaはじめ、2016年フジロック出場で話題になったフランスはパリのエレクトロソウルデュオ「Kodäma」から「T-time Hugenel」が表題曲のBeatを手がけている良作である。
■ 2017年10月14日発売
販売価格 | 1,650円(税150円) |
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型番 | TP_EM002 |