サイプレス上野とロベルト吉野 - 大海賊 [CD] EVIL LINE RECORDS (2017)【特典付き】

アーティスト名 : » C , サイプレス上野とロベルト吉野

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型番 CD_CY030
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2,037円(税185円)

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【特典】“何年選手だと思ってんだコラァ?!” 店舗購入特典 : “何年選手だと思ってんだコラァ?!”缶バッジ付き!

メジャー1stミニアルバムの発売を記念して、サイプレス上野とロベルト吉野の応援店である、“何年選手だと思ってんだコラァ?!” 店舗が決定!この店舗は各店舗で10年以上のキャリアがあり、サイプレス上野とロベルト吉野を愛してやまない店員の方がいる店舗のことです。 対象店舗で『大海賊』をご購入いただくと、“何年選手だと思ってんだコラァ?!”缶バッジをプレゼント!






サイプレス上野とロベルト吉野が結成17年目にしてメジャデビュー!キングレコード内のレーベルEVIL LINE RECORDSからミニアルバムをリリース!!


サイプレス上野とロベルト吉野、通称「サ上とロ吉」。ヒップホップ・アーティストとして数々のリリースに加え、 ロック・フェスやヒップホップ外のイヴェントにも多く招聘され、MCのサ上はTV朝日系列/Abema TVで放送されている「フリースタイルダンジョン」のモンスターとしての活躍や、著作「ジャポニカヒップホップ練習帳」 (双葉社) 発刊、テレビやラジオでのMCやパーソナリティ、ももいろクローバーZ“Survival of the Fittest - interlude-” 作詞など、その存在感をシーンの内に高めているが、その彼らが満を持してメジャーに進出する。 そのメジャー進出作は「大海賊」。今回のタイトルもこれまでの作品に引き続き、彼らの出身地である横浜ドリームハイツ団地に隣接していた遊園地、横浜ドリームランド(現在は閉園) 存在していたアトラクション「大海賊」から命名された。そしてそこに現れた作品は、メッセージあり、ナンセンスあり、俺節あり、プロレスあり、ギャグあり、ど根性あり……と、これまでのサ上とロ吉を彩ってきた楽曲やメッセージ性を、更に色濃く写した作品として完成した。細かくは楽曲ごとの解説に目を通して頂きたいが、インディでのリリースから全くブレる事無く、「サ上とロ吉節」をしっかり形いしながら、そのカラーをよりビビッドにすることで、逆にメジャー・シーンにまで通用するオリジナリティとポピュラリティを獲得したことは非常に興味深いし、ヒップホップの世間への浸透と、彼ら のスタイルとのサイクルが、やっと噛み合ったと言うことも出来るだろう。 大海賊としてメジャー・シーンを荒らし回り、そのスタンスを更に確かなものにすることを予感させる今作。 その波に乗っていないなら、乗るなら今だ。


TRACK LIST :
1. メリゴ feat.SKY-HI (Prod by 岩崎太整)
2. Walk This Way(アセ・ツラ・キツイスメル) (Prod by Yasterize)
3. 上サイン (Prod by 藤原大輔)
4. サマーエンドロール (Prod by ドリームトラクターズ)
5. ホラガイHOOK (Prod by 石野卓球)
6. GET READY (Prod by CHIVA)
7. WHAT’S GOOD (Prod by 藤原大輔)


★ メリゴ feat. SKY-HI
メジャーの記念すべき一曲目には、ソロ・ラッパー/アーティストとして大きな活躍を見せるSKY-HIが客演参加。KREVA“PROPS feat.KEN THE 390、LB(LBとOtowa)、HI-SO、KLOOZ、サイプレス上野、SKY-HI a.k.a.日高光啓(AAA)”でのコラボや、女性をいかに上手く口説けるかをMCバトル方式で戦う「女性口説きMCバトル」での熱戦(?)など、実は10年以上に渡る繋がりの上で生み出された楽曲は、サ上とロ吉楽曲では珍しい、サルソウル・ディスコを思わせるようなポップで華やかなサウンドにまず驚かされる。その軽やかなトラックに乗せて、「でっけえな地球/ちっちぇえな俺たち/それなのに手のひらの中に/あるような気がしているから/それぞれにそれぞれのドラマ/放映中/してるそうです/打ち切りなしで生き抜こうぜ」と、強い生への肯定をリリックに織り込む。SKY-HIの伸びのある歌声と含めて、気恥ずかしいぐらいの、しかし確かな未来への希望や夢を歌う真っ直ぐなメッセージが心に響く。スチャダラパーやマイクロフォン・ペイジャー、デ・ラ・ソウルのリリックが引用されるのも、このが曲のメッセージがヒップホップの影響から生まれたという事の証明でもあるだろう。トラックは「サイタマノラッパー」や「モテキ」などの劇伴も手がける岩崎太整。

★ Walk This Way(アセ・ツラ・キツイスメル)
ロベルト吉野の応援団的な気合のシャウトから、とんねるず“一気”を感じさせる80sチックなシンセ・ベースという、現在において「おしゃれ」として再評価されない方の泥臭い80年代テイストから始まる一曲。楽曲のテーマも「おしゃれ」や「意識高い」とは真逆の、泥水をすすって、がむしゃらに、汗だくになって進むような、まさに「アセツラキツイスメル」が臭ってくるようなタフさに貫かれ、世間の流行や流れに迎合するようなスノッブさとは対象的な、それが荒野であろうとも我が道を進んでいくサ上とロ吉の無骨なイズムが織り込まれていると言っても過言ではないだろう。楽曲に登場する「確かめ算なし」というワードは、サ上が高校〜大学時代に結成していた3MC&1DJユニット:ドリームラップスでも使われていたリリック。つまり、その方向性は高校の頃からブレていないという事実が感じ取れる(成長がないとも言う)。トラックはサ上とロ吉では“ヒップホップ体操第二”などを手がけたYasterize。

★ 上サイン
「よっしゃっしゃっす〆」などオリジリル……というか俺ジナルなキーワードを数々生み出すサ上だが、親指と人差指と中指を使って「上」の字を形作るハンドサイン「上サイン」も彼のオリジナル。インスタグラムなどで「#上サイン」で検索すると、ファンはもちろん、元アイドリング!!!の遠藤舞や朝日奈央、更には横浜地域の先輩である浅野忠信までが「上サイン」を右手で作り、その普及と押し売りは留まるところを知らない。「右の手のひらひねる/人差し指が立つ/

中指と親指は平行/コレでSTAY GOLD!/上サイン」とリリックの中でも懇切丁寧にそのハンドサインの作り方をリリックに織り込んでいる。トラックは「とんかつDJアゲ太郎」のサウンドトラックなどを手がけるMU-STARSの藤原大輔。

★ サマーエンドロール
サ上とロ吉も“空っぽの街角 REMIX”でリスペクトを捧げた、横浜の花形アーティストであるクレイジーケンバンド“GT”の軽快なサウンドから(ただしラジオノイズのようなエフェクトがかかっている)、BPM80前後のメロウなビートに一気に切り替わり、タイトル通り、夏の終わりを感じさせるようなセンチメンタルな世界観が浸潤し広がっていく“サマーエンドロール”。サ上のリリックも具象的というよりは、心象風景を描くようなポエジーな言葉で展開され、オートチューンで歌われる「サンライズ/サンセット/明日またね/もう二度とないこの日が消えていく」など、リスナーのイマジネーションを刺激する言葉で紡がれる。いわばサ上とロ吉版のCKB“せぷてんばぁ”や“秋になっちゃった”、かせきさいだぁ“じゃ夏なんで”といった惜春の一曲。トラックはサ上とロ吉も所属するクルー:ZZ PROSUCTION所属のユニット:STERUSSのメンバーでもあるビート武士(読み:びーとたけし)とサ上によるプロデュース・ユニット:ドリームトラクターズの制作。

★ ホラガイHOOK
電気グルーヴの石野卓球がトラックを手がけ、BPM130付近のエレクトロ・ビートという高速ビートに、サ上がラップで食らいつき、ロ吉もスクラッチで援護射撃するようなダンス・ビートが展開される“ホラガイHOOK”。リリックもナンセンスかと思いきや、所々でしっかりとメッセージを織り込んでいくのも興味深い。しかし「ホラ貝吹くほどナイス」というリリックには意味があるのが、それとももしや黒木……(以下省略)。

★ GET READY
「イッテンヨン」と呼ばれる、新日本プロレスが1月4日に行う東京ドーム大会。その伝統のビッグマッチのオフィシャル・テーマソング(2017年度版)をサ上とロ吉が手がけた“GET READY”。日常的にプロレス会場に足を運ぶ生粋のプロレス者であるサ上の、プロレスやプロレスラーに対するリスペクトと、プロレス・イズムと人生を織り合わせたようなシリアスかつ闘志剥き出しのリリックはまさにストロング・スタイル(一方、プロレスへのリスペクトがねじ曲がった形で生み出された曲にはTOJIN BATTLE ROYAL“CYPRESS EFX 我々の時代 feat. サイプレス上野”がある)。ハードかつソリッドなギターは、ヴェテラン・ミクスチャー・バンド:山嵐、そしてOZROSAURUSでもギターを務める武史が手がけ、その世界観に花を添える。トラックはサ上とロ吉の同世代であり、KEN THE 390など数々の日本語ラップ作品を手がけるトラックメイカー・チーム:BUZZER BEATSからCHIVAが参戦。

★ WHAT'S GOOD
横浜は戸塚、サ上とロ吉の地元であるその街には、サ上とその仲間がオープンさせたバーがある。その名前は「WHAT‘S GOOD」。その店名をタイトルに冠した、EPの最後を飾るこの曲は、「バカにされても笑顔でいろ/理想とは違う自分を記録」「求めるものは栄光なのか/いつも通りはエゴなのか」「勝ち上がることだけに価値があるとは決して俺は思わないぜ」など、サ上とロ吉の生き様を描くような、彼らの人生哲学とも言えるメッセージが込められた一曲。「叫んだ未来は暗くない/今見てるMONSTER VISION」というリリックだが、登場する「未来は暗くない」は、ヒップホップ専門誌「BLAST」が休刊する際に制作され、SEEDA、ANARCHY、COMA-CHI、SIMONと共にサ上が参加した“未来は暗くない〜The Next”を、「MONSTER VISION」は、サ上が出演していた「フリースタイルダンジョン」の初代モンスター(CHICO CARLITO/T-Pablow/DOTAMA/サイプレス上野/漢 a.k.a. GAMI/R-指定/般若)が集結した“MONSTER VISION”を指していると思われる。その意味でも、サ上の転機となったコラボ楽曲がリリックに織り込まれている事からも、この曲のリリックが彼らの人生に繋がっているる事が窺い知れる。  高木"JET"晋一郎


サイプレス上野とロベルト吉野 PROFILE :
マイクロフォン担当:サイプレス上野、ターンテーブル担当:ロベルト吉野。
通称『サ上とロ吉』。

2000年にあらゆる意味で横浜のハズレ地区である『横浜ドリームランド』出身の先輩と後輩で結成。
“HIP HOPミーツallグッド何か”を座右の銘に掲げ、”決してHIPHOPを薄めないエンターテイメント”と称されるライブパフォーマンスを武器に毎年多くのライブを行っている。 2007年に1stアルバム「ドリーム」を発表、2009年には2ndアルバム「WONDER WHEEL」を発表している。その後、恵比寿リキッドルームでワンマンライブを成功させ、その模様を収録した「ワンダー・ホイール ザ ライブ」を発売。
2011年9月には、横浜・神奈川をコンセプトにしたミニアルバム「YOKOHAMA LAUGHTER」をリリース。同年11月、SPECIAL OTHERSコラボアルバム「SPECIALOTHERS」へ参加。
2012年3月7日に約3 年ぶりフルアルバム「MUSIC EXPRES$」をリリース。アルバム収録曲「ちゅうぶらりん feat.後藤まりこ」は、テレビ東京系『ゴットタン』エンティングテーマに決定し注目を集める。
2012年12月12日には、”THE ORIGINAL 045STYLE”ことOZROSAURUSを迎えたシングル「ヨコハマシカ feat.OZROSAURUS」をドロップし、2013年2月20日に、4枚目となるアルバム「TIC TAC」をリリース。i-tunes HIPHOPアルバムチャートで1位を獲得。
2013年5月11日より、彼らのキャリア初となる全国8箇所のワンマンツアーを開催。
同年9月には、サイプレス上野が様々なアーティストとコラボしてきた楽曲をロベルト吉野が狂気のノンストップMIXしたアルバム「サ上とロ吉ミーツallグッドみんな」をリリース。更に12月11日には、デビュー10周年を記念した初のベストアルバム「ザ、ベストテン 10th Anniversary Best」を2枚同時リリース。
2015年4月1日に、2年ぶり5枚目となるオリジナルアルバム「コンドル」がリリース!
2016年5月11日には、サイプレス上野のDJ名義、DJ LEGENDオブ伝説a.k.a.サイプレス上野が日本語ラップからJ-POPまでをコンパイルしたMIX CD「LEGEND オブ 特選 MIX」をリリース!
2016年6月11日に、横浜ベイホールにてワンマンライブ「サ上とロ吉のファン感謝祭〜カミナッチャ2016〜」を開催!
またベッド・インとコラボしたバブル×ヒップホップ・アンセム「成りアガりVICTORY」を2016年7月15日に配信!
2016年10月5日には、DJ LEGENDオブ伝説a.k.a.サイプレス上野として、P-VINE設立40周年を記念した日本語ラップMIX CD「LEGENDオブP-VINE日本語ラップMIX」をリリース。
また、今までヒップホップから学んできたことを書き連ねた自伝的書籍となるサイプレス上野 著『ジャポニカヒップホップ練習帳』も2016年11月22日に発売。
2017年新日本プロレス『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』オフィシャル・テーマソング「GET READY」を制作。
2017年1月26日より、週刊少年チャンピオンにて、サイプレス上野が監修した漫画「サウエとラップ〜自由形〜」が連載スタート。
また、同年キングレコードへ移籍し、2017年9月6日にはミニアルバムのリリースを予定。

現在、サイプレス上野は、テレビ朝日「フリースタイルダンジョン」レギュラー、Abema TV「Ameba Special 水曜THE NIGHT」水曜パーソナリティ、FMヨコハマ『Tresen』火曜日コーナー担当。他にもTVCMナレーションなど、越中詩郎級の『やってやるって!』の精神で多方面に進撃中。フリースタイルRAPとしては、第三回藤沢サンパール杯優勝/2011 女性口説きMCバトルAmebreakヴァージョン優勝/2011 UMB静岡予選優勝/2014 戦極MCバトル第八章優勝/2014 UMB神奈川大会優勝/2014 AS ONE 優勝/2015 UMB(9sari)東京予選 優勝、と数多くのバトル大会で優勝をおさめる等、そのテクニックには定評がある。また、サイプレス上野と中江友梨(東京女子流)のHIPHOPユニット”サ上と中江”によるミニアルバム「ビールとジュース」が、2015年5月20日にリリース。更にフルアルバム「夢見心地」を2016年11月30日にリリース。


■ 2017年9月6日発売

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